とっておきスポット 浜名湖のここが魅力 

椿の原生林
浜松市北区細江町気賀1015-1
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年始・年末
無料
053-523-1456
東名三ケ日ICから車で25分
JR「新所原駅」より天竜浜名湖鉄道乗換「気賀駅」下車7分
あり
浜松市HP「浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館」

姫街道

姫街道は浜名湖の北を通る街道で、正式には本坂道といいます。東海道の難所、新居関所をさけて女性が多く利用したことから、「姫街道」と呼ばれるようになりました。

この姫街道の通行を取り締まるため創設されたのが気賀関所です。この気賀関所を通 行するには地元の住民でさえ通行手形が必要で、しかも昼間しか開門していなかったため、大変不便でした。

そこでこんどは、地元の住民のために気賀関所の北側の山裾を東西に通 じた道「犬くぐり道」ができました。当時、清水次郎長などのお尋ね者も、関所を避けてこの「犬くぐり道」を歩いたと言われています。

現在は、この姫街道の一部、気賀駅から西気賀駅までに石畳が敷かれ、ハイキングコースとなっています。樹齢200年以上のツバキが群生する 石畳の峠では、1月〜2月にかけて真っ赤な椿がいっせいに花を咲かせます。

またハイキングコース沿いにある「姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館」では、当時の歴史資料が見られるほか、ときどき企画展なども開催されます。

姫街道を本坂峠の東に約100メートルほどに歩くと、ヤブ椿の原生林あります。

樹齢200年以上の椿がトンネルのように覆っています。花期は2月〜3月での真っ赤な中輪の花が咲きます。また、ここは昔の街道を復元して石畳となっており、風情のある風景が楽しめます。